研究

プロジェクト研究

2009年度

東海地方における災害対策の現状と他地域との比較研究

研究代表者 沓掛俊夫
研究期間 3年間 3年目

【研究の目的】

近年、世界的にも国内でも様々な自然災害が頻発しており、それによる被害、損害や犠牲者が大量に出ている。このような中で、東海地方においても、東海地震の発生が警告されて久しい。これらの地震対策や他の災害が生じた場合に、その規模の予測・社会的なインパクト、災害対策などについて総合的に研究する。さらに、他地域との比較研究も実行する。

工場進出に伴う地域変容に関する地方都市の比較研究

研究代表者 伊藤靖徳
研究期間 3年間 2年目

【研究の目的】

牧之原市と田原市を比較しつつ、企業進出にともなう地域変容の歴史と現状について調査するとともに、牧之原市の今後の発展の可能性について検討することを目的としている。

生活産業資料館収蔵資料の整理と公開

研究代表者 樋口義治
研究期間 3年間 3年目

【研究の目的】

昭和30年代より三河地方を中心に生活や産業に関する遺産を収集してきたが、整理作業ができていなかったので、とりあえず1980年代以前に収蔵した資料(旧蔵資料)の整理・展示を完成させ公開する。また旧蔵資料のインターネット上での公開と図録(資料目録)を刊行する。収蔵資料の歴史的価値を見出し一般の参考に供することを目的とする。

東三河調査と『東三河の経済と社会』刊行

研究代表者 樋口義治
研究期間 3年間 1年目

【研究の目的】

中産研において30年にわたって6輯まで刊行した『東三河の経済と社会』は、1998年をもって廃刊された。しかし『東三河の経済と社会』を刊行してほしいという要望が10年を経た現在でも研究所に届けられる。こうした中で、中産研では「行政・産業データベース」を完成させ、中部地方の他地域と東三河地域との比較ができるようになった。これを利用して、かつ研究所所員を中心として現地総合調査を行うことにより、より内容を発展させ地域の総合的研究とともに中部地方の他地域と東三河地域との比較をも視野に入れた新『東三河の経済と社会』を刊行し、世に問うこととした。