研究
プロジェクト研究
2015年度
大災害後の復興格差の実態把握に関する研究
研究代表者 |
鈴木誠 |
共同研究者 |
樋口義治・西堀喜久夫・宮入興一・佐藤正之 |
研究期間 |
2013年度~2015年度 3年間3年目 |
研究地域 |
岩手県・宮城県・福島県 |
【研究の目的】
東日本大震災被災地域の復興実績に大きな開きが見られるようになっている。この格差(復興格差)が生じる地域のガバナンスの現状、格差是正に向けた多様な経済主体間での協働の課題などを、現地調査並びに公開研究会を踏まえて検証する。
地域金融機関の経営と地域の産業構造
研究代表者 |
打田委千弘 |
共同研究者 |
冨村圭・澁澤博幸・永田伊津子・村上敬進・竹田陽介・上山仁恵・小巻泰之 |
研究期間 |
2013年度~2015年度 3年間3年目 |
研究地域 |
愛知県・沖縄県 |
【研究の目的】
愛知県及び沖縄県の産業構造の相違と地域金融に関する様々要因について比較検討し実証分析することで、地域の経済特性と金融に関する経済政策のあり方について検討を行うプロジェクトである。特に、沖縄地方の社会構造が地域の金融経済環境にどのような影響を与えているかを分析することを主眼とする。官公庁等で収集されている個票データ(家計調査等)を申請し、ミクロ計量経済学的手法を用いて分析を行う予定である。
ガラ紡の技術移転に伴うラオスの社会経済的基盤への影響に関する調査研究
研究代表者 |
樋口義治 |
共同研究者 |
駒木伸比古・天野武弘・高木秀和 |
研究期間 |
2014年度~2016年度 3年間2年目 |
研究地域 |
ラオス人民民主共和国 |
【研究の目的】
中産研で保存してきたガラ紡機を、社会状況が昭和30年当時までの日本と類似していると考えられるラオスにおいて技術導入し、それが現在のラオス社会の中で機能するかどうか、そしてどのように次の技術に発展していくのかについて調査を行う。具体的にはラオスの工場において技術導入とその習得がどのようになされ、技術の伝播がどのようであるかを調べ、ラオス農村社会において、紡織機が導入されることにより生ずる労働者の生活変化、村の状況変化、住民の意識変化そして今後の方向性について考察を行う。また、この研究では、現地労働者の教育に関して、本研究所でガラ紡技術者の受け入れを行い、技術教育と共にガラ紡技術者からのラオス社会についての聞き取りを行う。
大規模災害時における地域連携と広域後方支援に関する政策研究
研究代表者 |
西堀喜久夫 |
共同研究者 |
鈴木誠・樋口義治・宮入興一・駒木伸比古・佐藤正之 |
研究期間 |
2014年度~2015年度 2年間2年目 |
研究地域 |
愛知県東三河地域 |
【研究の目的】
東日本大震災での「遠野モデル」のような後方支援や連携の必要性が指摘されている。そこで、大規模災害が想定される東三河地域における、広域での後方支援政策モデルの構築を目的とする。具体的には、「遠野モデル」の機能とその後の復旧・復興過程にどのように繋がったのか復興プロセスの中での役割について調査・研究を行い、東三河地域への応用の可能性について研究を進めていく。
手紡ぎ手織りの現代的価値についての研究
研究代表者 |
岩崎正弥 |
共同研究者 |
樋口義治・片倉和人・天野武弘・黍嶋久好 |
研究期間 |
2015年度~2017年度 3年間1年目 |
研究地域 |
愛知県東三河地域 |
【研究の目的】
種から綿を栽培し糸を手で紡ぎ布を手織りすること、そしてその原理を確認し教育することにより、中産研に保存されたかつての生活産業のための道具・機械の現代的意義を追求し、かつ作成された製品の6次産業化をも視野に入れ、単なる研究に終わらない多面的な目的を持つ。
エネルギー環境の変化と地域
研究代表者 |
阿部聖 |
共同研究者 |
樋口義治・竹田聡 |
研究期間 |
2015年度~2017年度 3年間1年目 |
研究地域 |
愛知県東三河地域、静岡県遠州地域 |
【研究の目的】
エネルギー環境の変化とその地域社会への影響、エネルギー環境の変化に対する地域社会、とりわけ行政・産業企業・施設農業者などの対応について実態調査し、地域社会においてあるべきエネルギー政策について検討する。